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「安全状態」と「危険状態」そして「グレーゾーン」

上の図は、ハード・ソフトウェアの設計を行う際に用いられている「安全設計」の考え方です。

あるモノの状態には、「安全状態」と「危険状態」があります。そして、その間にグレーゾーン(不安状態)というのがあると考えられています。
昔は、「危険検出型」と言いまして、危険が感知されたときのみ停止し、不安状態では、安全とみなしてそのまま続行する方法が取られていました。
しかし、これではいかんということで、現在では、「不安状態は危険」とみなした安全確認型を安全設計時に盛り込むことが主流になっています。

東京ドームシティーのジェットコースター事故を例にしますと、
安全: バーを腹部で固定している状態を係員が手で確認する。
危険: バーが開いている。
その間は不安状態
→今回の事件では、係員がバーが腹部にあったが、手で固定されているか確認していなかったという、安全-危険の間の状態
グレーゾーン状態で、「安全」と判断してジェットコースターを発車させてしまいました(結果はご存知の通り)。
グレーンを危険であると判断して停止するのが、本来の安全設計と考えられます。

一方、放射線が生体に与える影響については、多くの研究者がこの問題に取り掛かり、未だに結論ができていない状況であると思います。

なので、上記の安全設計の考え方を低線量被曝にあてはめることができると考えています。
つまり、
1 mSv/y: 安全(法律でも決まっている公衆が受けてもよい線量)
100 mSv/y:危険(100mSvを超えると優位に発がん率が上昇するという、多くの研究者が認識している事実)
その間は不安状態と考えられます。
つまり、いま話題の20mSv/yは
安全設計(信頼性工学的にも?)の観点から考えますと、「危険」であると思っておいた方がよいと考えるのです。

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カテゴリー:被曝
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