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InTuneおよびPRAの設定・データー収集方法(準備編)

いよいよ、実際の放射線測定手順について書きたいと思います。

1.   PCにGS-1100Aを接続

GS-1100Aはマイク端子に接続するように設計されています。

PCによってはライン入力端子が用意されている場合がありますが、そちらに接続してもゲインが小さいため、十分な波高を持った信号を得ることができません。

また、マイク端子が存在しないPCもあると思いますが、その場合はマイク端子を備えたサウンドカードを増設もしくはUSB接続タイプのオーディオアダプターを用意して接続します。

ただし、サウンドカードやアダプターの種類によっては信号が乱れてしまって、正しい収集が行えない場合があるので、注意が必要があります

2.   Windows上の設定

Windowsの「サウンドとオーディオデバイス」プロパティの設定を確認します。
下記に示したマイクレベル調整ウィンドウは、PCの構成によって異なりますので、適宜ご自分の環境に合わせて設定して頂ければと思います。

レベル
レベルに関しては、PCの種類(ハードウェア構成)やシンチレーション検出器によって異りますので、適宜調整してください。
マイクゲインを上げるため、「マイクブースト」が設定できるPCがあると思いますが、この機能を使ってしまうと信号波形を変形してしまうおそれがありますので、使わないほうが良いと思います。

拡張
私の環境の場合、「モノマイク」というのを設定する項目がありましたので、これだけはONにしました。

詳細
PRAは48000Hzに対応していますので、上記の通り設定します。

3.   PMTのウォーミングアップ

PMT(光電子増倍管)の特性上、電源投入直後は波高値が安定せず、暫く待つ必要があります。これをウォーミングアップと呼びます。

GS-1100Aの説明書によると、ウォーミングアップのため5分間は待つように、と記載されています。

ただし私の経験ですが、実際には(PMTにもよるとは思いますが)ウォーミングアップの時間は20分くらい必要と考えています。

最適な電圧は、用いるシンチレーション検出器によって異なります。私の環境ではGX-1は700V、BICRONは900Vに設定しています。

準備編は以上です。
次回は実際のデーター収集についてまとめたいと思います。

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カテゴリー:放射線測定
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